安倍晋三首相は21日、2015年の日韓合意に基づいて韓国政府が設置した「和解・癒やし財団」の解散を発表したことについて「日韓合意は最終的かつ不可逆的な解決だ。国際約束が守られないのであれば、国と国との関係が成り立たなくなってしまう」と述べた。「国際社会の一員として責任ある対応を望みたい」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

河野太郎外相は外務省内で記者団に「日韓合意に照らして問題であり、到底受け入れられない。韓国側に合意の着実な実施を求めていく」と話した。「必要なら話し合いをしたい」とした。


2018/11/21 13:21
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38022090R21C18A1EAF000/