京畿道(キョンギド)光州(クァンジュ)にあるナヌム(分かち合い)の家は、5日の午前9時5分に日本軍慰安婦被害者のキム・スンオクさんが健康悪化で死去したと明らかにした。享年97歳。

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▲ キム・スンオクさん

ナヌムの家によれば、キムさんは20歳の時に工場に就職できるという言葉に騙され、中国・黒竜江省(こくりゅうこうしょう)の『石門子慰安所』に連行されて被害を受けた。

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▲ 初雪を受ける少女像

解放後は生計のために中国人と結婚して、中国・東寧市(とうねいし)に定住した。

2005年に女性部や韓国挺身隊研究所、ナヌムの家の援助で大韓民国の国籍を回復して、ナヌムの家に入って暮して来た。

その後、日本軍『性奴隷』問題解決のために水曜デモや、証言活動に積極的に参加した。

2013年には、日本政府に慰謝料の支払いを求める民事調停を申請した。

他にも、少女像に杭テロを行った鈴木信行や日本軍『性奴隷』被害者を侮辱した日本のロックバンド『桜乱舞流』、『帝国の慰安婦』の著者である朴裕河(パク・ユハ)教授を告訴するなど、『性奴隷』被害者の名誉回復のために尽力した。

遺体安置所は、ソウル・松坡区(ソンバグ)のソウル峨山(アサン)病院の斉場(葬儀場)に設けられる。

キムさんの死去により、慰安婦被害者の生存者は26人になった。

ソース:NAVER/光州=聯合ニュース(韓国語)
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=sec&sid1=102&oid=001&aid=0010507186