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バレンシアMFイ・ガンイン【写真:Getty Images】

韓国のヤングスターをスペイン公式インスタグラムが紹介も…「Who is this samurai?」

 韓国サッカー界期待の星として注目される17歳の神童MFイ・ガンインは、今夏にスペインの強豪バレンシアに加入し、スタメン出場した5日の国王杯CDエブロ戦(3部)で1-0勝利に貢献した。そんな若武者をリーガ・エスパニョーラ公式インスタグラムが紹介するも「サムライ」と記し、韓国メディアやファンが「文化の違いを考慮していないミス」「話にならない」と反応している。

 今夏、バレンシアと2022年6月までの長期契約を結んだ韓国の逸材は、10月の国王杯32強第1戦CDエブロ戦(2-1)で念願のトップチームデビューを飾った。そして5日の第2戦では左サイドハーフで先発起用されると、後半32分までプレーし、1-0勝利に貢献した。

 韓国のヤングスターは成長株として脚光を浴び、リーガ公式インスタグラムもイ・ガンインを取り上げた。フェイスガードを着用したイ・ガンインの写真を投稿し、一見すると顔が分かりづらいなかで、「Who is this samurai?」(このサムライは誰?)とクイズ形式のメッセージを添えていた。

 これに反応したのが、韓国メディア「インサイト」だ。「イ・ガンインを日本の“サムライ”として紹介したラ・リーガ」との見出しで報じると、「韓国人選手を日本のサムライにたとえている。文化の違いを考慮していないミスだ」と指摘。リーガはコメント欄でファンからの抗議を受けて、「約2時間後に“サムライ”から“戦士”に修正し、ハプニングは一段落した」と続けている。

 また、記事では韓国人ファンのコメントも紹介。「個人であれば理解できるが、公式で話にならないミス」「意図的だ」「最も好きな中国料理で寿司を挙げるのが西洋人だ」との声も上がった。


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ZONE 2018.12.21