在日米軍司令部(USFJ)は、昨年末に公開した動画で独島(ドクト、日本名・竹島)を紛争地域だと明らかにするなど日本側の主張を紹介した。この動画の中で、「この地域は数十年、数百年にわたる領土紛争で特徴づけられる(the region is characterized by territorial dispute)」と説明した。あわせて領土紛争地域の地図にリアンクール暗礁(Liancourt Rocks、独島の西洋式名称)、クリル列島(千島列島)、南シナ海、尖閣諸島(中国名・釣魚島)を表示した。 

  紛争地域としての独島への言及は、日本政府の立場が一方的に反映されたとの指摘だ。日本は独島問題を領土問題として争点化しているが、韓国政府はこれを認めていない。独島が歴史的・国際法的に大韓民国の領土であるという基調で、韓日間に独島に関連した領土・領有権問題は全く存在しないというのが韓国政府の立場だ。そのため、海上哨戒機射撃統制レーダー照射論争や歴史問題などで韓日間で対立が激化する状況で、米国が日本の立場に傾いているのではないかとの懸念もある。これに関連して、韓国政府当局者は「韓米間の同盟に異常はない」と強調した。

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[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]2019年01月15日 07時31分