軍当局はウリ大祚榮艦で撮影されたイルボン哨戒機の超低高度『脅威飛行』映像を早ければ24日に公開すると分かった。

軍のある関係者は今日「昨日(23日)大祚榮艦でイルボン哨戒機の近接低高度脅威飛行シーンを」として「イルボンの挑発水位を見はかることができるこの映像は合同参謀から伝送されたものと聞いている」と明らかにした。

イルボンP-3哨戒機は23日午後2時3分頃、離於島近隣の海上で海軍の駆逐艦である大祚榮艦に540mまで接近して、高度60〜70mの超低高度で近接脅威飛行をした。この飛行シーンは大祚榮艦のIR(赤外線)カメラとカムコーダ(※ビデオカメラ)にそのまま録画されたことが伝えられた。

政府関係者は「大祚榮艦で撮影されたイルボン哨戒機の脅威飛行映像を現在分析中」としながら「映像が公開されれば脅威飛行をしなかったと言い張るイルボンの主張が偽りであることが明らかになるだろう」と話した。

イルボンP-3哨戒機は前日、大祚榮艦が「貴国はウリ側に接近している。経路を離脱せよ」、「これ以上接近すれば自衛権的な措置を取る」という内容で20回余り警告通信をしたが、何の応答もしないまま艦艇の60〜70m上空で円を描いて旋回飛行をした。

これに岩屋毅イルボン防衛相は23日、韓国国防部の発表が「正確でない」として、イルボン哨戒機は「高度150m以上を確保して適切な運用をした」と強弁した。

ウリ軍は先月20日、イルボンP-1哨戒機が広開土大王艦の上空150mで脅威飛行したが、自衛権的措置の『対応行動守則』を補完した。

この守則は警告通信→射撃統制レーダー(STIR-180)稼動→警告射撃を含む武器システム稼動などの順に対応する内容を盛り込んだものと分かった。

今後イルボン哨戒機がウリ艦艇に近接して低高度脅威飛行を続けた場合、変更したこの守則を適用するというのが軍の方針だ。

2019-01-24 09:42
https://www.yna.co.kr/view/AKR20190124048800503