韓国国防部は23日、日本の自衛隊の哨戒機が同日、韓国海軍の艦船から540メートルの距離まで接近する低空威嚇飛行を行ったと発表した。
極めて異例で軍事衝突につながりかねない危険な行動だ。

日本の自衛隊のP3哨戒機は同日午後2時3分ごろ、韓国南方の離於島(中国名・蘇岩礁)付近の公海上を航行していた韓国海軍の駆逐艦
「大祚栄(テジョヨン)」に高度60−70メートルで540メートルまで接近した。高度60−70メートルとなると、明らかに威嚇する意図での行動だ。

日本の哨戒機は大祚栄の周囲を約30分にわたり円を描くように低空飛行したという。
日本の哨戒機は「接近するな」という大祚栄の警告通信に応じなかったという。

日本の哨戒機の接近威嚇飛行は先月以降4回目だという。12月20日に東海(日本海)上で
北朝鮮の船舶に対する救助作戦を行っていた韓国海軍の駆逐艦「広開土大王(クァンゲトデワン)」が自衛隊機に射撃管制レーダー
(火器管制レーダー)を照射したとして、高度150メートルで接近した。その後も1月18日、22日に高さ60−70メートルで韓国海軍の艦船から
距離1.8−3.6キロメートルまで接近したという。

日本の自衛隊の一連の行為は軍事挑発に近い。高度60メートル、距離540メートルというのは、米ロなど敵対国同士で行われる危険な行為だ。

日本が韓国を敵対国と見なす行動を始めたとすれば、韓国軍も対処せざるを得ない。
大祚栄も日本の哨戒機に「これ以上接近すれば、自衛権的措置を取る」と警告したという。
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