旧日本軍の慰安婦問題をめぐり、米ブルームバーグ通信とのインタビューで「日本の天皇の謝罪が必要だ」などと述べた文喜相(ムン・ヒサン)韓国国会議長に対し、日本の河野太郎外相が10日「発言には気を付けていただきたい」と厳しい反応を示した。

 朝日新聞によると、河野外相は10日、フィリピン南部のダバオで記者団と会い、文議長のインタビュー内容について「発言には気を付けていただきたい」と述べた。さらに「この問題は日韓合意で完全かつ最終的に決着したと信じている。しっかりとした正しい認識で発言していただきたい」と続けた。

 文議長は米ブルームバーグ通信とのインタビューで、慰安婦問題をめぐる韓日の摩擦について「一言でいい。日本を代表する首相または間もなく退位する(明仁)天皇(原文は日王)が(謝罪するのが)望ましいと思う」と述べた。

 日本の各メディアは10日、文議長の発言を一斉に主要記事扱いで報じ、大きな関心を示した。

オ・エリ記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/02/11/2019021180166.html
NEWSIS/朝鮮日報日本語版 2019/02/11 21:41