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<アンカー>
悪化する韓日関係、出口が見えません。

韓日哨戒機対立と日帝強制徴用賠償判決、そして日本軍慰安婦問題まで。

今度は我らの地(領土)である独島(トクド)まで言い掛かりをつけています。

このような状況で、日本人の心に平和の少女像を建てるという日本人がいます。

メン・ヒョンギュン記者が、イエズス会日本管区の中井淳(ナカイ・ジュン)神父に会ってきました。

<記者>
慰安婦被害者ハルモニ(お婆さん)の名誉回復を祈って建てられた平和の少女像。

少女は膝の上に両手を乗せて、拳をしっかりと握っています。

少女の拳は日本軍慰安婦問題の正しい解決への意志を意味しています。

少女の手を握ってくれる日本人がいます。

イエズス会日本管区の中井淳神父です。

中井淳神父は、申し訳ないという言葉で話を始めました。

<中井淳神父(イエズス会日本管区、下関労働教育センター長)>
「ハルモニたちがご存命の間に本当にそのような解決ができたら良いが、そうならない事に申し訳ないと思います。(中略)。亡くなったハルモニたちの記憶や痛みを私たちが記憶して、和解のために活動したいと思います」

中井淳神父は韓日間の対立が続いている事に関連して、歴史をしっかりと見つめないという日本社会の風土を指摘しました。

<中井淳神父(イエズス会日本管区、下関労働教育センター長)>
「隣国に多くの過ちを犯しましたが、そのせいで自分の心も傷つきました。つまり他人を傷つけたら自分も傷つきますが、そのような加害者の傷を見ないようにする社会です。目を背ける」

歴史そのものに向き合おうとしないため、間違ったという認識もないと惜しみました。

<中井淳神父(イエズス会日本管区、下関労働教育センター長)>
「歴史を知らない日本人が多いようです。間違っていたとも言いません。ただ直視しないのです。過ちを認めたり、歴史を直視すれば自身のアイデンティティーが崩れる... 日本の社会は恥ずかしながら、そのような社会です」

ソース:カトリック平和放送・平和新聞(韓国語)
http://www.cpbc.co.kr/CMS/news/view_body.php?cid=746868&;path=201902

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