サムスン電子半導体

サムスン電子の主力である半導体需要と価格の下落の危機に直面したのは、昨年第4四半期からだ。 サムスン電子はすでに昨年第4四半期の営業利益が10兆8000億ウォンを記録し、前四半期より6兆7700億ウォンが減少した。 半導体好況である2017年第2四半期以降、四半期ごとに14兆?17兆ウォン台の営業利益を記録しているかろうじて10条ウォン台を守った。

半導体景気の下落は、今年に入っても止まらない。 グローバルIT企業FAANG(フェイスブック・アマゾン・アップル・ネットフリックス・グーグル)が2017年?2018年に大々的なサーバーの構築とクラウドサービスを強化しながら、メモリー半導体市場は、最大の好況を享受した。 しかし、昨年下半期から、これらの投資を減らし、半導体需要が急減し、またこれらがあらかじめ購入した在庫まで持っていて、半導体価格も下がり続けた。 昨年6月に8.19ドルだったDラム(DDR4 8Gb)の価格が今年2月には5.13ドルまで下がった。 昨年6月に5.6ドルだったNAND型フラッシュ(128Gb MLC)の価格は4.22ドルまで落ち込んだ。

半導体価格の下落に表示不振重ね

サムスン電子の第1四半期の業績悪化はさらに悪いことに、ディスプレイ事業不振まで重なったためと思われる。 サムスン電子ディスプレイは、昨年3、第4四半期にそれぞれ10条の9兆1000億ウォンの売上高では、1兆1000億ウォンと9700億ウォンの営業利益を上げた。 しかし、今年第1四半期には、売上高がほぼ半減たと分析する。 まず9インチ以下の小型パネルは、グローバルスマートフォン市場の停滞に取引先人アップルやサムスン電子、オポティキなどの需要が急減少した。 また、TV用大型パネルも中国BOEなどが出荷を伸ばし、LG電子とソニーなどOLED陣営の攻勢が激しくなり、売上高が急減したことが分かった。

問題は、半導体景気は下半期の回復を占う意見が優勢だが、ディスプレイは回復の兆しさえ見えないという点である。 バクガンホ代わり証券研究員は "第1四半期には思わなかったディスプレイの不振まで加わって業績悪化が避けられない」と言いながらも" 3、第4四半期に入ると、半導体やIT景気が存続全体的なパフォーマンスはやや回復するだろう」と予想した。 この日、サムスン電子の株価は午後1時30分現在、前日より300ウォン落ちた(-0.66%)、4万5200ウォンで取引された。