4/11(木) 15:40配信

共同通信

 【ジュネーブ共同】韓国による福島など8県産の水産物輸入禁止措置を巡る日韓両政府の通商紛争で、世界貿易機関(WTO)の紛争処理手続きの「二審」に当たる上級委員会が11日、判断を公表する。WTOの紛争処理は二審制のため「最終審」の判断となる。

 「一審」の紛争処理小委員会(パネル)は昨年2月、禁輸を「不当な差別だ」とする日本勝訴の判断を示した。是正を勧告された韓国はこれを不服として上訴していた。

 韓国は、東京電力福島第1原発事故を理由として2013年に青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、千葉の8県で水揚げ・加工された全水産物の輸入を禁止した。

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