0002動物園φ ★
2019/04/15(月) 18:10:43.67ID:CAP_USER3つ目、第4次産業革命時代には未来の核心技術に関連する新産業の競争力が重要になる。それ自体が未来の産業となるうえ、従来の主力産業の競争力向上に必須の核心インフラを提供するからだ。したがって中国のABCD(人工知能、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、ビッグデータ)育成戦略のように、全産業に影響を与える未来の核心技術開発に拍車を加えなければいけない。中国はその中で人工知能(AI)を核心と見なし、習近平主席がAIの活用を督励している。顔面認識技術では世界トップだ。韓国はAIどころか、AIの必須要件であるビッグデータの使用自体が阻まれている。国会に上程された個人情報保護法・信用情報法・情報通信網法・医療法の前向きな改正が求められる。
4つ目、民間の競争と協力の誘導も重要だ。韓国は各企業の生き残り戦略ばかりだが、中国は企業協力が活発だ。中国を代表するICT企業のBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)は20年間ほど随所で激しく競争してきたが、過剰投資競争が懸念される状況では中国政府の仲裁の下、役割分担をしている。バイドゥがAIを活用して世界最大規模の自動運転車プロジェクトを推進し、アリババはスマートシティ、テンセントは医療映像分野に集中しているのが代表的な例だ。5G時代を控えて過剰投資競争が懸念される韓国は深く考慮する必要がある。
時空間の制約がないデジタル市場の拡張性を活用して新産業ベンチャー創業を活性化し、製造業の空洞化を防ぐために海外に出た韓国企業のUターン政策も考慮するのがよい。米中貿易戦争で中国が停滞している今、韓国の製造強国再飛躍の準備が急がれる。