>>630
俺もあれはびっくりした。大体、あの時代の頃、王家にしろ皇室にしろ皇位継承が何となく「家」単位に固定し始めた端緒だろ。
あの頃までは皇族全体の中から強いバックのある皇子が天皇になるのが普通だった。
言う所の父子相続というか家単位での皇位継承が確定したのは大覚寺統、持明院統なんてのが確立した鎌倉末期。
政治権力が武士に移って藤原氏なんてのが意味をなさなくなって武士の風習である家が天皇一族にも波及したんだと思うがね。
皇統の予備軍、宮家が出来始めたのも鎌倉末期だもん。要するに誰を天皇にするかなんて事に権力者が興味を持たなくなった頃から「王家」は生まれたんだと思う。