【ソウル共同】

韓国最高裁が朴槿恵前政権と癒着し、二審で日本企業に賠償を命じた元徴用工訴訟の上告審で確定判決言い渡しを遅らせたり、二審破棄を促したりしたとされる事件の刑事裁判で、朴氏の関与が徐々に明らかになってきた。15日までの元側近の証言によると、判決確定まで時間を稼ぎ日本側に誠意を示す狙いもあったようだ。

この事件で職権乱用罪などに問われている最高裁所属機関「法院行政所」元次長林鍾憲被告の裁判で、前政権の首席秘書官2人が7日と13日に証人として出廷した。

韓国メディアが報じた証言内容によると、うち1人は15年12月、朴氏との電話のやりとりを明かした。


2019/5/15 16:51
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