現政権は日本ではなく米国に向かって動いた。「信じ難くも」この渦中にアフリカを訪問した外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官は出先でポンペオ米国務長官に電話をかけた。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は米国に急派された。

米国側の反応は「まだ米国が仲裁や介入する時ではない」(ハリス駐韓米国大使)、
「仲裁に出る計画はない」(スティルウェル国務次官補)だった。

おそらく米国は2015年に妥結した韓日慰安婦合意を「代表的な仲裁失敗事例」と考える可能性が大きい