朝鮮総連系の芸術団体「金剛山歌劇団」(東京都小平市)に所属する女優が、
渋谷区内の知人の自営業の男の自宅で覚せい剤を所持していたとして、
覚せい剤取締法違反(共同所持)の疑いで、警視庁に現行犯逮捕されたことが26日、明らかになった。
同時に、北朝鮮系の団体に所属している女優が韓国籍だったことも報道され、ネットで注目を集めている。

安容疑者のアカウントとみられるFacebookによると、東京朝鮮中高級学校(東京都北区)を卒業しており、
こうした経歴からも北朝鮮系の在日コリアンだったと見られる。

日本の行政が取り扱う国籍には「北朝鮮籍」は存在しない。

もともと終戦直後の南北分断前の時点にできた「朝鮮籍」があり、当時日本にいたコリアンには全て与えられた。

その後、大韓民国ができてから「韓国籍」を設置したが、在日コリアン3世の投資家、
H.S. Kim氏のツイッターによると、「朝鮮籍のままの在日は国籍がなくパスポートを取れず海外旅行できないので
韓国籍を取るか帰化する者が多い」という。こうした状況から、
北朝鮮系コリアンの安容疑者も本人か家庭であらかじめ韓国籍を取得していた可能性はある。

http://agora-web.jp/archives/2040565.html