今年上半期の国内の主な大企業の営業利益が前年同期に比べ28兆3063億ウォン(約2兆5000億円)減少したことが分かった。最大の輸出品目である半導体だけでなく、石油・化学・鉄鋼・ITなど大部分の産業分野で営業利益が大幅に減少した。

 企業評価サイト、CEOスコアは4日「時価総額基準で上位100位までの企業のうち先月末までに上半期の業績を発表した55社を分析した結果、売上合計は592兆3674億ウォン(約52兆4100億円)だった」と発表した。前年同期比で売り上げは1.2%増加したが、営業利益は39.8%減少した。

 営業利益の減少幅が最も大きかった業種は半導体だった。サムスン電子の営業利益は前年同期に比べ17兆6808億ウォン(約1兆5600億円)減少し、SKハイニックスも7兆9371億ウォン(約7000億円)減少した。このほかLG化学(−8113億ウォン=約718億円)、SKイノベーション(−7346億ウォン=約650億円)、ポスコ(−4685憶ウォン=約414億円)、LG電子(−3259億ウォン=約288億円)、現代重工業持株(−3229億ウォン=約286億円)、GS建設(−2113億ウォン=約187億円)、LGディスプレー(−1743億ウォン=約154億円)、ネイバー(−1730億ウォン=約153億円)など、業種に関係なく大部分の企業が業績不振に陥った。

キム・ガンハン記者

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/04/2019080480028.html
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2019/08/04 20:45