「必勝コリア」ファンドに文大統領が加入 「克日」アピール


【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、NH農協銀行本店(ソウル市中区)を訪れ、
素材・部品・装備(装置や設備)分野の国内企業に投資する株式型ファンドに加入した。

日本の輸出規制強化に対抗し、国内企業の競争力を高めようとの趣旨の金融商品に投資することで
「克日(日本に打ち勝つ)」の意志を強調し、国民の参加を促すことが目的とみられる。

文大統領が加入した「必勝コリア 国内株式型ファンド」は、世界の貿易環境の変化により競争力強化が急がれる
素材・部品・装備関連企業や、世界的な競争力を備えた国内企業に主に投資するファンド。

文大統領の投資額は5000万ウォン(約430万円)という。

政府公職者倫理委員会が3月に発表した資料によると、文大統領の昨年末時点の財産は約20億1600万ウォンで、
このうち5000万ウォンを元本割れの危険がある株式型ファンドに支出したことは、「破格の投資」との評価も出ている。

文大統領が金融機関のファンドに加入するのは今回が初めて。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/26/2019082680200.html