北朝鮮が水素爆弾の実験に成功したと主張した「6回目の核実験」から2年が経過した現在、水素弾の技術が一層発展したという主張が登場した。

  4日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の報道によると、専門家は北朝鮮が2017年9月3日以降に核実験を中断しても、過去2年間、特に水素爆弾の高度化作業を進めてきたと推定している。

  米シンクタンク「科学国際安保研究所(ISIS)」のデービッド・オルブライト所長は、北朝鮮が2年前に実験した爆弾は水素爆弾の一種であることが確認されると明らかにした。

  北朝鮮が主張した「2段階式水素爆弾」よりは単純なもので、弾道ミサイルに装着するには大きすぎるという説明だ。

  オルブライト氏は「北朝鮮が水素爆弾型の武器を爆発させる技術は習得したが、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に載せて米国まで飛ばすことができる技術はないようにみえる」と説明した。

  そのため、北朝鮮は過去1〜2年の間に水素爆弾をさらに小型化・軽量化して精密化を図るために努力を繰り返していると伝えた。

  米国戦略国際問題研究所(CSIS)ミサイル防衛プロジェクトのイアン・ウィリアムズ副局長は「核兵器が小さく、重量が500キロ未満でないとミサイルや戦闘機に装着することはできない」と話した。

  あわせて「6回の核実験を通じて北朝鮮が獲得した結果が水素爆弾を精巧化するために役立ったはずだ」と伝えた。

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[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]2019年09月05日 11時10分