【香港時事】香港の林鄭月娥行政長官は5日午前(日本時間午後)、逃亡犯条例改正案の正式撤回をめぐり記者会見し「撤回の決定に関して突然考えを変えたわけではない。撤回は対話への道を開くものだ」と述べた。さらに「中国政府は、今回の決定を支持している」と繰り返した。
 林鄭長官は、過去数カ月の間にも、改正案の無期限延期を表明し続けてきたとして、基本的な姿勢は変化していないと強調。改正案については、立法会(議会)再開後の保安局長の宣言で、正式に撤回が成立すると述べた。
 林鄭長官は4日、テレビを通じて香港市民に、改正案の撤回を伝えた。6月以降、大規模な抗議活動が頻発する中で、デモ隊側の要求に応じたのは初めてだが、混乱は収束する気配を見せない。撤回表明後の4日夜から5日未明にかけても、数百人のデモ隊が警察署や地下鉄駅に押し掛けるなどして抗議を続けた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090500537&;g=int
時事ドットコム 2019年09月05日13時14分

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