22日の「即位礼正殿の儀」に参列するため、大統領が同日未明までに東京入り。サラ氏も同行

22日に行われる天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に参列するため、ドゥテルテ大統領は21日にダバオを出発、22日未明までに東京入りした。大統領は安倍晋三首相主催の晩餐会などにも出席、24日に帰国する予定。

 パネロ大統領報道官は21日の会見で、大統領の即位の礼出席について「日本はさまざまな分野で特別な戦略パートナーで、フィリピンは外交関係を重要視しており、大統領は即位の礼に参列し敬意を示すべきだと考えている」と述べた。

 報道官によると、大統領には娘のサラ・ダバオ市長や元大統領特別補佐官のゴー上院議員、ベルモンテ日本特使らが同行している。

 「即位礼正殿の儀」は日本時間22日午後1時から皇居で開かれる。大統領は、海外からの賓客らを招いた「饗宴(きょうえん)の儀」に同日夜出席、翌23日には安倍首相主催の晩餐会に出席する予定。

 現在の上皇さまが天皇に即位した1990年11月の即位の礼には当時のコラソン・アキノ大統領が参列している。

 今回の即位の礼にはドゥテルテ大統領のほか、タイのプラユット首相、ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問ら180カ国以上の外国賓客約400人が出席する。(森永亨)

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まにら新聞 2019.10.22