●院内公開記者会見  日韓市民交流を進める「希望連帯」 年次活動報告と「北東アジアの平和共存のための日韓フォーラム」
投稿者 : 瀬戸大作

11月25日 院内公開記者会見
 日韓市民交流を進める「希望連帯」
年次活動報告と「北東アジアの平和共存のための日韓フォーラム」開催告知

日韓市民交流を進める「希望連帯」
代表 白石孝

 私たち日韓市民交流を進める「希望連帯」は、定期的にソウル市を中心として韓国を訪問し、市民民主主義の実践を学び、交流してきました。日本と韓国では共通の社会課題がたくさんあります。韓国では格差と貧困の解消を目指し、生活に密接な住居、医療、教育、福祉(保育、介護、生活保護など)については所得制限を設けない「普遍主義」、さらには大財閥中心経済から人びとの命と暮らしを守る社会的連帯経済への転換や、人権尊重を基本とした政策を掲げて実践をすすめています。学校給食の完全無償化も実現し、ソウル市では有機農業と連携したオーガニック給食も積極的に導入中です。


 安倍政権は、日本国内にある嫌韓意識を煽り立て、韓国の保守反動勢力と連動して文在寅政権を攻撃しています。日本の市民社会が安倍政権の言動を正し、日韓連帯運動を盛り上げることが重要です。

 まさに日本の市民運動の真価が問われているのです。


 8月21日にはソウル市庁舎市長室で、パク・ウォンスンソウル市長と私たち「日韓市民交流を進める希望連帯」訪韓メンバー13人がコメントの交換を行い、最悪という日韓の政府関係を修復して友好関係を構築するには、日韓の市民の交流と連帯しかない、「ローカル to ローカル、ピープル to ピープルでいこう」と確認しあいました。

 私たち日韓市民交流を進める希望連帯は、今の日韓関係にあって、市民同士の交流の意義をふまえ、12月に開催される、「北東アジアの平和共存のための日韓フォーラム」に全面的に賛同し、100名を超える規模で訪韓、参加する準備を進めています。(希望連帯からは55人参加)この春川市ハリム大学校でのフォーラムには、両国で政治、社会運動に関わる多くの優れた方々が討論に参加する予定です。

 この度の院内集会では、その概要をお知らせすると同時に、この間の取り組みやソウル市長とのコメント交換、ソウル市とソウル市民が担っている貧困解消や給食無償化、オーガニック農産物使用などに関する調査報告も予定しています。さらに、12月下旬完成の『キャンドル革命』写真記録集の出版案内もいたします。

◆開催日時:2019年11月25日(月)17:00〜19:00(16:30開場)
◆会場: 参議院議員会館109会議室(70名規模)
◆プログラム   
@「北東アジアの平和共存のための日韓フォーラム」開催企画概要説明
A日韓市民交流を進める「希望連帯」2019年度活動報告 
 (1)4月日韓居住貧困シンポジウム   (2)8月調査「ソウル市広津区の貧困解消と居住福祉ネットワーク」
 (3)10月調査「オーガニック農産物を使用した学校給食無償化と公共給食の取り組み」
(4)2月下旬完成の『キャンドル革命』写真記録集の出版案内

レイバーネット
http://www.labornetjp.org/news/2019/1573632532490staff01
日韓市民交流を進める「希望連帯」 : 11.25に院内公開記者会見