(高雄中央社)蔡英文総統は28日、中国の習近平氏と会談する可能性について言及し、両岸(台湾と中国)の平和と安定を維持するためなら試みてみたいとしながらも、国の主権や安全と引き換えにはしないと強調した。南部・高雄市で報道陣の取材に応じた。

蔡総統は27日にテレビ放送されたインタビュー番組で、来年1月の総統選で再選を果たした場合、習氏との首脳会談を含む北京当局との対話を望むかと質問され、いかなる可能性も排除しない姿勢を表明。また、総統としての実績よりも重要なのは台湾人の基本的利益を守り通すことだと回答していた。

(王淑芬/編集:塚越西穂)

http://japan.cna.com.tw/news/apol/201911280004.aspx
中央社フォーカス台湾 2019/11/28 15:40

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南部・高雄で取材に応じる蔡総統(右)