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▲焼身を図ったAさんが周辺デモの保護を受けて倒れている。ウリ共和党提供(別ソース:ニューデイリー)
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▲焼身を図ったAさんが火をつけたのに使用したと推定されるガスライター。ウリ共和党提供(別ソース:ニューデイリー)

 30日午後7時9分ごろ、保守系野党、ウリ共和党がソウル市の国会議事堂周辺で開いた「高位公職者犯罪捜査処(公捜処)」設置反対集会の参加者の1人が公捜処設置法案可決に憤って焼身を図り、病院に搬送された。

 ソウル永登浦消防署と警察によると、現場はソウル市永登浦区汝矣島にある正しい未来党近くのガソリンスタンド。集会参加者のAさん(59)が「公捜処反対」と叫び、自分の体に引火性の物質をかけ、自ら火をつけた。国会で公捜処設置法案が可決されたと伝えられた直後だった。Aさんはウリ共和党の党員とされ、汝矣島の国会議事堂周辺で開かれた「公捜処法採決反対集会」に参加し、汝矣島の純福音協会方面に行進していたところだった。

 周囲にいた集会参加者が消火器で火を消し、Aさんは直ちに漢江聖心病院に搬送された。倒れたAさんの周囲ではAさんが所持していたかばんとライターが発見された。消防当局によると、搬送当時、Aさんは意識はなかったが、呼吸と脈拍があったという。消防関係者は「Aさんは顔面にやけどを負い、呼吸補助装置を装着した」と話した。

チャン・グンウク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版<「公捜処」法案可決に反発、ウリ共和党員が焼身>
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