【ニューヨーク共同】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、
米アメリカン航空の操縦士でつくる労働組合は30日、
米国と中国を結ぶ便の即時運航停止を求める訴訟を、テキサス州ダラスの裁判所に起こしたと発表した。

アメリカン航空は29日、感染拡大による需要減を理由にロサンゼルスと北京、上海をそれぞれ結ぶ便を来月9日から3月27日まで一時停止すると発表した。

組合側は「乗客乗員の安全を最優先すべきだ」として、運航が継続されるダラス発着便を含め、ただちに停止するよう経営側に要求。
認められなかったため、司法の救済を求めることにしたという。
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