出入国在留管理庁は31日、2019年の外国人入国者数(速報値)を発表した。外国人入国者数は全体で3119万人で、
18年と比べ109万人増えて過去最高だった。

韓国からの新規入国者数は534万人と日韓関係の悪化の影響を受けて前年比27.1%減少した。
韓国からの年間の入国者数が減少に転じるのは8年ぶり。

韓国からの入国者は19年8月以降、前年同期比50%を超える減少が続いた。
8月は日本政府が韓国向け輸出管理の厳格化を閣議決定し、韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を通告するなど対立が激化した。

同庁は「下半期の減少幅が大きく、輸出管理の厳格化が影響した可能性がある」と分析している。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55077770R30C20A1EA2000/