今年の初めごろクラブで口論になった20代男性1人を集団で暴行して死亡させたA容疑者など20代男性3人について、ソウル東部地検は7日、「殺人」容疑を適用して裁判にかけたと発表した。警察はA容疑者らに対し、殺人より軽い「傷害致死」を適用したが、検察は「加害者全員がテコンドー4段」という点を考慮した。A容疑者などは先月1日、ソウル市広津区華陽洞のクラブで口論になったBさんを外へ連れ出し、ひざを使って顔を攻撃し、倒れた被害者の顔を靴で蹴りつけて死亡させた疑いが持たれている。当時の監視カメラの映像を見ると、A容疑者らは血を流す被害者を放置して近くのコンビニでアイスクリームを買って食べ、帰宅した。

 警察は、故意性のある殺人ではなかったと判断して容疑者らに傷害致死を適用し、検察へ送致した。だが検察は「熟練した武術家らの暴力は一般人とは違うと見るべき」と判断した。

イ・ギウ記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語
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2020/02/08 08:45