WHOのテドロス事務局長は10日、スイスのジュネーブで記者会見を開き、新型のコロナウイルスの感染状況に関して、
「感染者の99%は中国国内で、パターンに大きな変化はない」という認識を示しました。

一方でイギリスやフランスでここ数日の間に確認された感染の事例に言及し、「中国への渡航歴がない人から広がっていて、
症例は少ないものの、大火災を引き起こす火花となりかねない」と述べて警戒感を示しました。

テドロス事務局長は「今はまだ火花にすぎない」としていますが、他にも中国に渡航歴のない人からの感染が起きていないか、
調査を急ぐ必要があるとして、現在、各国の政府や研究所と連絡を取り合っているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200211/k10012280821000.html?utm_int=detail_contents_news-related_003