>>206
映画ブレイクアウトを思い出したわ


1967年。  
ザイールのモターバ川流域で内戦に参加していた傭兵部隊に原因不明の出血熱が流行し、多数の死者を出した。
調査の為に現地を訪れたアメリカ陸軍は想像以上の感染に驚き、感染者の血液を採取した後、
隠蔽のため部隊のキャンプを燃料気化爆弾の投下で壊滅させる。

時は流れ、モターバ川流域の小さな村で未知のウイルスによる出血熱が発生する。
兵士を伝染病等から守る“医学防衛”を任務とするアメリカ陸軍所属の研究機関「アメリカ陸軍感染症医学研究所(United States Army Medical Research Institute of Infectious Diseases:USAMRIID(ユーサムリッド))」
のLEVEL4(最高警戒度)
研究チームを率いるサム・ダニエルズ軍医大佐がビリー・フォード准将の命令で現地に赴くも時既に遅く、
村の医師と村から離れて暮らしていた祈祷師を除いて村は全滅状態となっていた。
空気感染は無いとしながらも、ダニエルズはウイルスの致死率の高さと感染者を死に至らしめるスピードの早さに危機感を抱き、
軍上層部と「アメリカ疾病予防管理センター(The Centers for Disease Control and Prevention:CDC)」に勤務する元妻のロビー・キーオに警戒通達の発令を要請するが、双方から却下されてしまう。
喧嘩別れしたロビーはともかく、軍上層部の反応にダニエルズは不審を抱く。