(台北中央社)新型コロナウイルスの集団感染が発生した大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に隔離されていた台湾人が21日、政府が派遣したチャーター機で帰国した。外交部(外務省)は同日、報道資料を通して日本政府の協力に感謝した。

同船に乗船していた台湾人は24人。このうち感染が確認された5人が日本の病院で治療を受けており、チャーター機で帰国したのは検査で陰性だった19人と、事前に派遣されていた医師1人の計20人。一行は同日夜、桃園国際空港に到着した。

同部は、同船が横浜港に足止めされて以来、日本側と密接に打ち合わせを続けてきたとし、19人が無事チャーター機に乗れたことに「安堵した」と喜びを示した。そして、これまで台湾側との調整、協力に努め、日本で治療を受ける5人の世話もサポートしてくれたとして、日本政府に心からの感謝を表明した。

(陳韻聿/編集:塚越西穂)

http://japan.cna.com.tw/news/asoc/202002220003.aspx
中央社フォーカス台湾 2020/02/22 14:43

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21日夜、桃園国際空港に到着した政府チャーター機