【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が4日に発表した2月末の外貨準備高は4091億7000万ドル(約44兆1600億円)で、前月比4億8000万ドル減少した。前月まで4カ月連続で過去最高を更新していたが、昨年8月以来の減少に転じた。

 韓国銀行は、ドル高の影響でドル以外の外貨建て資産のドル換算額が目減りしたと説明した。

 内訳をみると、有価証券が全体の90.7%にあたる3712億2000万ドルで、前月比72億3000万ドル減少。預金は271億ドルで、68億ドル増えた。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は6000万ドル減の32億7000万ドル。IMFリザーブポジションは1000万ドル増の27億9000万ドル。金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。

 韓国の外貨準備高は1月末時点で世界9番目の規模だ。中国が3兆1155億ドルで最も多く、次いで日本(1兆3423億ドル)、スイス(8501億ドル)などの順。

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聯合ニュース
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2020.03.04 06:00