中国国営新華社通信によると、中国の次世代主力ロケット「長征7号」が16日夜、南部・海南島の文昌衛星発射センターから打ち上げられたが、
飛行に失敗した。ロケットに何らかの異常が発生したという。

長征7号は2016年6月に初めて人工衛星を、17年4月には宇宙貨物船「天舟1号」を搭載して打ち上げられた。
新華社通信は、今回は改良した機体の初の打ち上げと伝えたが、搭載物は明らかにしていない。

同じ発射センターでは17年7月、より大型の「長征5号」が打ち上げに失敗し、人工衛星が海上に落下した。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20200317-OYT1T50302/