今月22日、世界138カ国の軍事力を比較する「グローバル・ファイア・パワー(GFP) 2020」が発表されました。韓国は昨年より一段階上がって6位を占め、北朝鮮は7段階落ちて25位でした。当然、軍事大国である米国、ロシア、中国は昨年に続き1,2,3位を占めました。

私たちの関心は北朝鮮と日本の軍事力です。

日本は私たちより一段上の5位を占め、2017年の7位から2段階上がりました。陸上戦力では私たちが圧倒的に優位ですが、海・空軍力では日本が先んじていたり、部分的には同等と知らされました。現在、日本はステルス戦闘機など先端武器の導入と開発に熱を上げています。「戦争可能国家」を夢見る日本は韓国より10兆ウォン多い60兆の予算を投資しています。

北朝鮮の国防予算は私たちの3.6パーセントに過ぎず、戦争遂行能力の核心指標である「経済力」も私たちに比べて大きく遅れています。北朝鮮の正規軍は128万人で私たちの2倍を越えますが、予備軍規模は60万人で私たちの19.4パーセントに過ぎません。戦車数は北朝鮮が私たちの2倍を越えますが、ほとんど旧ソ連製なので機能面で私たちとは比較にならず、海・空軍力も私たちが北朝鮮を圧倒しています。

そればかりか北朝鮮の主力機ミグ・29は1980年代に導入されたソ連製で、それさえも燃料不足で正常訓練を出来ずにいるのが実情です。特に北朝鮮は私たちのF-35A導入を強力に批判しながら、「非対称戦力」で補完する戦略をたてたことが分かっています。

私たちの軍事力を点検しながら、過去、ケネディ大統領が言った「平和のために戦争の準備をする」という皮肉を思い出します。

ヨム・ホンチョル/韓南(ハンナム)大客員教授
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ソース:中都日報(韓国語)[ヨム・ホンチョルの朝単相(859)]韓国の軍事力は世界6位
http://m.joongdo.co.kr/view.php?key=20200324010010171

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