新型コロナウイルスの感染拡大で映画産業も深刻な影響を受けているとして、
韓国映画界が政府の緊急支援を求める共同声明を発表しました。

韓国映画プロデューサー組合などは25日、共同声明を出し、「韓国の映画産業はいま、絶体絶命の危機にさらされている。
新型コロナウイルスの感染が広がって以来、映画館の観客は1日3万人前後と80%も減少し、これまででもっとも少なくなっている。
韓国の映画産業にとって映画館での売り上げが全体の80%を占めるため、映画館の観客の減少は、映画産業全体の崩壊を意味する」
として、いまの状況の深刻さを強調しました。

そのうえで、▲多様な金融支援、▲予算の編成や映画発展基金などの財源を活用した緊急支援、
▲映画産業を特別雇用支援業種に指定することなどを文化体育観光部と韓国映画振興委員会に要請しました。

韓国政府は最近、旅行業、観光宿泊業、観光運送業、公演業の4業種を特別雇用支援業種に指定し、
支援を強化しましたが、これには映画産業は含まれていません。
http://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&;Seq_Code=75294