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[ジュネーブ/ロンドン 1日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)が引き続き「国際的な公共衛生上の緊急事態」と表明した。

テドロス氏は「感染者の特定、隔離、検査、治療に加え、感染者との接触追跡を網羅する包括的な措置を講じるよう、引き続き各国に要請する」と述べた。さらに、とりわけ医療制度が脆弱な国での感染拡大が懸念と強調した。

緊急事態宣言(訂正)を1月30日に出したことについては、中国以外ではその時点で感染者が82人、死者がゼロだったとした上で、「世界が対応する十分な時間」が与えたとしてWHOの判断を擁護。宣言を出す時期は「タイムリーだった」とも述べた。

また、WHOへの拠出金を停止した米国との関係については「頻繁に連絡を取っており、協力している」と話した。

 *3段落目の「パンデミック宣言」を「緊急事態宣言」に訂正しました

https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2020/05/274518.php
Newsweek 2020年05月02日(土)14時03分 元記事 ロイター