【ソウル共同】韓国政府は4日、新型コロナウイルスの厳格な予防策を連休明けの6日から「日常生活でできる防疫措置」に緩和するとし、国民に改めて協力を求めた。これに伴い小中高への登校や美術館、体育施設の運営、各種行事が段階的に再開され、普段通りの社会生活が戻り始める。「コロナ疲れ」や経済停滞を考慮した措置。

 韓国では日本よりも早い時期に感染が拡大。予防措置として韓国政府は3月からソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を保つよう呼び掛け、スポーツ大会やコンサートなどが中止され、学校の授業もオンラインで進められた。6日からこの呼び掛けを終了する。

https://this.kiji.is/629946638821344353
2020/5/4 17:10 (JST)©一般社団法人共同通信社

https://i.imgur.com/Mt2LVYM.jpg
4日、大勢の人でにぎわうソウル市内の動物園(共同)