写真
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2020/05/04/20200504k0000m030080000p/8.jpg
オンラインで交流する日韓の学生たち=日韓文化交流基金提供

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため人との接触回避が求められる中、日韓両国の大学生がオンラインで交流している。名付けて「おうちで日韓交流」。コロナ禍の暮らしや専門分野の研究ができない悩みなどを語り合いながら、いつか対面できるその日を夢見てつながり続けている。

 「英語はこれまで対面で学習してきたので、オンラインでできるか不安」

 「今学期はずっとオンライン授業が続きそう。図書館に行きたいが閉まってしまっている」

 一つの画面に集った日韓の学生たちが、1人ずつ近況を報告し合った。この日参加したのは、日本は東京、福岡、山口、名古屋から、韓国は南東部・大邱(テグ)と留学先のフィンランドからと幅広い。話題は各地でのマスクの販売状況や自宅での過ごし方など多岐にわたった。

https://mainichi.jp/articles/20200504/k00/00m/030/079000c