【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、アイルランドのバラッカー首相と電話会談し、新種コロナウイルス対策での協力について協議した。文大統領が就任後、各国の首脳や国際機関のトップと電話会談したのは、この日で100回目となった。

 朝鮮半島平和プロセスや新型コロナウイルス対策などの重要な局面で、各国の首脳らと電話による外交を行い、積極的な連携を目指した結果と受け止められる。

 年別では、就任初年の2017年には37回の電話会談を行った。大統領選の翌日の5月10日にトランプ米大統領と電話会談したのを皮切りに、中国、日本、ロシアの主要4カ国を含め、5月だけで17回の電話会談を行った。

 18年には22回、19年には10回の電話会談が行われた。

 今年は新型コロナの影響で、電話会談の数が増えた。文大統領は2月20日に行われた中国の習近平国家主席との電話会談以降、この日までに31回の電話会談を行い、新型コロナウイルス対策について協議した。

 一方、大統領就任後、最も多く電話会談した首脳は24回のトランプ大統領だった。

 頻繁に連絡を取り合う必要のある韓米同盟の特殊性に加え、3回の南北首脳会談、2回の朝米(米朝)首脳会談など、朝鮮半島平和プロセスの進展により活発な意思疎通の必要性があったためとみられる。 

 韓米首脳は3月26日と4月18日にも電話会談し、新型コロナウイルス対策での協力について協議した。

 安倍晋三首相との電話会談は12回で、2番目に多かった。ただ18年4月以降は行われていない。

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5/4(月) 20:41