中国船、尖閣周辺の領海侵入継続 3日連続、今年10日目


 第11管区海上保安本部(那覇)は10日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入した中国海警局の船2隻が、引き続き領海内にとどまっていると発表した。中国公船は8日にも一時侵入し、尖閣周辺での領海侵入は3日連続となり、今年10日目。

 海保によると、中国船2隻の付近では日本の漁船1隻が操業しているため、2隻に領海から退去するよう警告し、漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保している。

 海保は10日、領海外側にある接続水域でも、中国海警局の別の船2隻が航行しているのを確認した。うち1隻は機関砲のようなものを搭載しており、領海に近づかないよう巡視船が警告した。


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