【ソウル聯合ニュース】

韓国・ソウル市の朴元淳(パク・ウォンスン)市長は14日、ラジオ番組のインタビューで、同市内の繁華街、梨泰院のクラブを中心に新型コロナウイルスの集団感染が起きたことに関連して、これまでに2万4082件の検査が行われたと明らかにした。

朴氏は「匿名検査が効果を出している」として、匿名検査の導入後、ウイルス検査の件数が通常の8倍に増えたと説明。「匿名検査を要請しなくても個人情報を防疫目的以外には使わず、別の目的で使う理由もない」として、「(クラブを訪れた人)全員の検査が目標」と述べた。

その上で、「(クラブを訪れた人には)検査命令を出しているため、(検査は)勧告ではなく義務」とし、「検査を受けなかったことが確認されれば200万ウォン(約17万円)以下の罰金が科される」と述べ、検査を受けるよう呼びかけた。

今回のクラブに関連した集団感染を巡っては、全国で120人以上の感染が確認されている。


2020.05.14 09:27
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200514000600882?section=news