第1四半期の出生率0.90人で墜落...初めて5ヶ月目の人口自然減(総合)
2四半期連続で自然減少... 「今年の年間自然減少の可能性大きく」
2020.05.27 17:09:03

今年第1四半期出生児数が第1四半期の歴代最低の7万人台落ち、合計特殊出生率が0.90人で墜落した。

死亡者数は5年ぶりに最大を記録し、韓国の人口は史上初めて5ヶ月目の自然減少の記録を更新した。

27日、統計庁が発表した「3月の人口動向」を見れば、3月の出生児数は2万4千378人で、1年前に比べ2千738人(10.1%)減少した。

これ3月基準で統計集計を開始した1981年以来、最低値だ。

出生児数が2016年4月から48ヶ月連続で前年同月比最小記録を塗り替えている。出生は季節などの影響を受けるため、通常同月同士を比較する。今年第1四半期の出生児数は、集計以来最も少ない7万4千50人で、昨年の第1四半期より9千179人(11.0%)減少した。

女性1人が一生産むと予想される子供の数である合計特殊出生率は、第1四半期の0.90人で、前年同期より0.12人減少した。

合計特殊出生率が第1四半期ベースで1人の下に墜落したのは、四半期ベースの出生率集計を開始した2009年以来初めてだ。

昨年合計特殊出生率は、第1四半期の1.02人、第2四半期0.92人、第3四半期0.89人、第4四半期0.85人などだった。

韓国合計特殊出生率は人口を維持するために必要な合計特殊出生率2.1人の半分にも満たない水準である。合計特殊出生率が0人台に落ちた国は2年目、経済協力開発機構(OECD)をあわせて、韓国が唯一だ。

https://www.mk.co.kr/news/economy/view/2020/05/543742/