米国株、ダウ反落 米中対立懸念で
2020/5/29 5:03
【NQNニューヨーク=岩本貴子】28日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落し、
前日比147ドル63セント安の2万5400ドル64セント(速報値)で終えた。
トランプ米大統領が29日に対中政策に関する会見をすると伝わった。米中対立が激しくなり、
世界経済の減速につながるとの懸念から取引終了にかけて売りが優勢となった。
28日午後に米CNBCは「トランプ氏が29日、中国に関する会見を開く」と伝えた。
中国が28日に全国人民代表大会で反体制活動を禁じる「香港国家安全法」の制定方針を採択したことに伴い、
米政権は対中制裁を科す見通しだ。
報道後に金融や半導体関連など幅広い銘柄に売りが膨らみ、それまで上昇していたダウ平均は急激に下落に転じた。

あの謎マイ転は、会見発表の影響か