新型コロナウイルス発生後に中国で文在寅(ムン・ジェイン)大統領の自叙伝販売が増えた。

青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)は30日、文大統領の自叙伝『文在寅の運命』の中国語版『命運』が新型コロナウイルス問題後にベストセラー入りしたと明らかにした。

青瓦台によると、文大統領の自叙伝は25日基準で中国最大オンライン書店の「当当」の伝記部門9位に上がった。外国人が書いた自叙伝では唯一のトップ10入りだ。

オバマ前米大統領夫人のミッシェル・オバマ氏の自叙伝は11位で文大統領自叙伝より低かった。

オンライン書店のアマゾンと京東の伝記部門でも同日基準でそれぞれ7位を記録した。

文大統領の自叙伝は中国で2018年1月1日に出版された。出版初期にもベストセラーに上がったが、2年ぶりに再び注目されたのは今年2月から感染が拡大した新型コロナウイルスと関連があるとの分析が出ている。

青瓦台関係者は「新型コロナウイルス克服過程で韓中両国が緊密に協力してきた上に、文大統領のリーダーシップにより韓国が新型コロナウイルスを克服しつつあるという世界の世論が肯定的な影響を及ぼしたとみられる」と話した。

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2020.05.31 13:21
https://s.japanese.joins.com/JArticle/266509?servcode=A00&;sectcode=A30

文在寅大統領の中国語版自叙伝[yes24キャプチャー]
https://i.imgur.com/sZeimVw.jpg