2020.06.03。11:28

韓国が9月に米国で開かれる予定の主要7カ国(G7)首脳会談に参加することにした中、中国官営メディアからその意味を切り下げる報道が出て目を引く。中略

中国国営のグローバルタイムズは3日の論評で、ドナルド・トランプ米国大統領からG7会談への招待を受けた韓国について「韓国はG7首脳会議に出席の意思を明らかにしたが、まだ経済、外交、国際政治の分野で影響力が大きくない」と批判した。オーストラリアについても「オーストラリアも韓国と似たような状況だ」と批判した。

続いて「米国との対立が激化しているロシアも招待に応じない可能性が高い」と予想した。

トランプ大統領がG7サミットに招待する意思を正式に明らかにした国は、韓国、オーストラリア、インド、ロシアの4カ国である。ここでトランプ大統領はムン・ジェイン大統領との電話通話で、ブラジルも招待する意向があることを明らかにした。

一言で既存のG7(米国・英国・ドイツ・フランス・カナダ、イタリア、日本)に5カ国を追加して主要12カ国(G12)に拡大するというものである。国内総生産(GDP)基準で世界1〜13位の国のうち、中国(2位)だけ抜いた国をまとめて結集するという意味だ。

論評は「中国は2010年以降、世界で二番目の経済大国になった」とし「中国は米国を除くG7諸国よりも経済的影響力が大きくなった」と指摘した。世界2位の経済大国、中国を除いて何の意味のある議論ができるだろうかと皮肉っている。以下略

https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=shm&sid1=100&oid=022&aid=0003471290