河野太郎防衛相は4日午前の記者会見で、ミサイル防衛に関して
「相手領域での弾道ミサイルなどの阻止」を盛り込んだ自民党提言が
「中国や韓国の理解を得られる状況ではないのでは」と質問され、
「主に中国がミサイルを増強しているときに、なぜその了解がいるのか」と語気を強めた。
韓国についても「なぜわが国の領土を防衛するのに韓国の了解が必要なのか」と述べた。
中国は急速な勢いで弾道・巡航ミサイル開発を進めており約2千発を配備。
その多くが日本を射程に収めるとされ、日本は抑止力の抜本的な強化を迫られている。