【ソウル聯合ニュース】

先進7カ国首脳会議(G7サミット)を拡大して韓国などを参加させる米トランプ大統領に構想にドイツが反対する立場を示した。

ドイツのマース外相は26日(現地時間)、現地紙ライニッシェ・ポストとのインタビューで、G7と主要20カ国・地域(G20)は合理的に組織された体制」とし、「今はG11やG12は必要ではない」と話した。
 
トランプ大統領は先月、G7に韓国、オーストラリア、インド、ロシアなどを加える構想を表明した。ロシアはウクライナ南部クリミアを併合したことを批判され、2014年に主要8カ国(G8)から追放された。
 
韓国外交部はマース外相のインタビューと関連し、「G7拡大に対するドイツの一般的立場を示したものと理解しており、G7の構造的拡大問題は今の加盟国間の合意が必要な事項」と述べた。
 
また「マース外相のインタビューの内容はG7サミットへの招待問題に言及したのではなく、韓国に対する言及もなかった」と指摘した。
 
ロシアのG7への復帰を巡っては、英国やカナダも反対する立場を示している。
 
一方、日本は韓国の参加反対を米国に伝えたとされる。


2020.07.27 19:50
https://m-jp.yna.co.kr/view/AJP20200727004000882