新型コロナウイルスによる直撃を受けた韓国航空業界がこれまでにはなかった特別サービスやマーケティングで危機脱出を模索している。業界からは「涙のプロモーションを繰り出すほど状況が悪化している」との声が聞かれる。

 格安航空会社(LCC)のエアプサンは8月2日から釜山出発の国際線16路線の航空券を購入すれば、予約後最大2回まで旅程を無料で変更できるプロモーションを実施する。利用期間は10月25日から来年3月27日まで。これまでは旅程変更には3万−5万ウォン(約2600−4400円)の手数料が必要だった。

 チェジュ航空は国内線に片道10回(5往復)搭乗すれば、7万ポイントを上乗せするプロモーションを実施する。期間は10月31日までで、国内線全路線が対象。ただし、機内持ち込み手荷物10キログラム、受託手荷物20キログラムが込みのプラン「フライバッグプラス(FLYBAG+)」を片道8回(4往復)以上利用しなければならない。

ソク・ナムジュン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

Copyright (c) Chosunonline.com 2020/07/28 08:45
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