青瓦台が28日、韓米ミサイル指針が改正され、宇宙打上げ用ロケットの固体燃料使用制限が解除されたと発表した。青瓦台は「多様な宇宙打上げ用ロケットを制限なく研究開発して、生産保有が可能になったという意味」と説明した。

 キム・ヒョンジョン青瓦台国家安保室第2次長はこの日のブリーフィングで「2020年7月28日、きょうから宇宙打上げ用ロケットの固体燃料使用制限を解除する、2020年ミサイル指針改正を採用する」と述べた。金次長は「大韓民国のすべての企業と研究所、大韓民国国籍のすべての個人は、既存の液体燃料だけでなく、固体燃料とハイブリッド型など様々な形態の宇宙打上げ用ロケットを、制限なしに自由に研究・開発し、生産、保有することができる」と説明した。

 青瓦台は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が昨年10月、国家安保室が米国家安全保障会議(NSC)と接触してこの問題を解決することを指示しており、その後9カ月間の協議の結果、今回のミサイル指針改正に至った。韓米ミサイル指針は1979年に初めて採用され、今回で4回目の改正となる。

パク・サンギ記者

ソース
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2020/07/28 15:23
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/28/2020072880174.html