障害や闘病中の60代の男性2人をたぶらかして相次ぎレイプした40代の男性が、裁判所から重刑を宣告された。

済州地裁第2刑事部(部長判事ジャンチャンス)は類似強姦と詐欺、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反(秘密遵守など)などの疑いで起訴されたA(46)氏に懲役5年を宣告したと24日明らかにした。

また、40時間の性暴行治療プログラム履修と10年間の児童青少年関連機関と障害者福祉施設就業を制限し、10年間の位置追跡電子装置を付けることを命じた。

Aさんは、2019年8月15日、済州市内の住宅で酒に酔って眠っていた被害者Bさん(63)を強姦した疑いを受けている。

Aさんは、体が痛く病院で治療を受けていたBさんに接近して、「競馬場でよく見た。私は競馬場の従業員なので勝たせてやることができる」と歓心を買った後、このような犯行を犯したことが分かった。

Aさんはまた、同年9月に西帰浦市内な住居で、被害者C氏(60)にレスリングをしようと言って押し倒した後、同様に強姦した疑いも受けている。

さらに、これらに対して、20万ウォンと30万ウォンずつをそれぞれ受け取り、個人的な目的のために使用した疑いも受けている。

調査の結果、Aさんは、過去にも強制わいせつと同様強姦の疑いで2回処罰受け、性犯罪者再犯の危険性の評価尺度(K-SORAS)検査で再犯危険性が「高い」レベルを示したことが確認された。

裁判所は「被告人は、障害、または闘病中の被害者を強姦し、金銭を横取りするなど悪質で、非難される点が大きい」とし「同種の犯行で罪を重ねた点も悪質」と説明した。

続いて「この裁判所で同様の強姦罪で懲役刑を宣告された後、累犯期間に再び犯行を犯した」とし「公判の過程で示された諸条件を総合的に考慮して懲役刑を宣告した」と量刑理由を明らかにした。

国民日報 2020.08.24 16:29
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