【北京時事】中国新疆ウイグル自治区のウイグル族らをテロ対策名目で収容する「職業技能教育訓練センター」に関し、オーストラリアの有力シンクタンク「豪戦略政策研究所(ASPI)」は24日、衛星写真などの分析から380以上の施設を特定したとする調査報告書を発表した。
 報告書は、少なくとも61カ所は昨年7月〜今年7月に新設・拡張され、14カ所が建設中だと明らかにした。自治区当局は昨年12月、「受講生は全員修了して職業に就いた」と主張したが、報告書は収容が続いていることを示唆していると指摘した。
 中国外務省の汪文斌副報道局長は24日の記者会見で、報告書の内容を「反中機関がでっち上げた荒唐無稽な言論」と否定。共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)は、豪州人のASPI研究員ら2人が中国当局に入国を禁止されたと伝えた。

時事ドットコム 2020年09月24日20時31分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092401218&;g=int

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