金仁謙の著書「日東壮遊歌」
江戸時代の1763年から1764年にかけて
江戸時代に朝鮮から来日した朝鮮人の日本旅行記。

1764年 1月28日
街の繁栄では大阪に及ばない。しかし倭王(天皇)が住む都であり、とても贅沢な都市だ。
山の姿は勇壮、川は平野を巡って流れ、肥沃な農地が無限に広がっている。この豊かな楽園を倭王(天皇)が所有しているのだ。
悔しい。帝や天皇を自称し、子や孫にまで伝えられるのだ。
悔しい。この犬のような倭王(天皇)をすべて掃討したい。
この土地を朝鮮の領土として、朝鮮王の徳で礼節の国にしたい。